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余命10年のかずくんは実在したの?映画はどこまでが実話の話し?

余命10年のかずくんは実在したの?映画はどこまでが実話の話し? 映画・金曜ロード
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2023年10月20日の金曜ロードショーでは映画「余命10年」が放送されます。

映画「余命10年」に登場するかずくんは実在していたのか、映画が実話なのかなどは観た方なら気になるところだと思います。

まだ観たことない方も事前に知っていることにより、新しい見方ができ楽しめます!

そこで今回は「余命10年のかずくんは実在したの?映画はどこまでが実話の話し?」についてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください。

 

余命10年のかずくんは実在したの?

映画「余命10年」に登場する主人公・茉莉(まつり)の元同級生の和人(かずくん)は、茉莉の恋人になります。

しかし、かずくんは実在する人物なのでしょうか?

気になるところだと思いますので、ご紹介致します。

 

かずくんは実在しないと予想した場合

映画「余命10年」は小説が原作です。

原作者の小坂流加さんは、実際に闘病生活を送っていました。

しかし、当時彼氏といった存在がいたかについては詳しく明かされていません。

また、小説でのかずくんは茶道の家元の跡取り息子という設定でしたが映画では、自殺未遂をしても家族が見舞いに訪れることはないほど家族との関係は良くないものでした。

小説での茶道の家元という設定は、世間的にあまり馴染みがないので実在していれば特定できそうですが、そのような情報もありませんでした。

このことから予想すると、かずくんは実在せず小説の中だけの人物である可能性が高いといえます。

 

かずくんは実在すると予想した場合

小説では、主人公と原作者は同じ病気にかかっています。

小説に登場するようなかずくんが、そのまま小坂流加さんの周りに存在していたかはわからないというのが事実です。

しかし、かずくんという人物は「生きていきたいけど死が迫っている主人公」とは反対に、「生きる意味を見失い死を考えるかずくん」です。

これは、陰陽・生死を表す存在としてかずくんという人物は作品にとっててとても重要になってきます。

これほどまでに重要な人物が、かずくんのように主人公の恋人といった立場で実在していなくとも、少なからず似たような人物が小坂流加さんの周りに存在していた可能性は高いと思われます。

それが重要な人物=大切な人を表す存在として、かずくんという人物を登場させたのではないかとも予想できます。

 

かずくは実在したの?結論

小説に登場するようなかずくん(恋人)は実在していない可能性も考えられますが、原作者が大切に思っていた人物をかずくんとして小説に登場させたと考えれば結論は、かずくんのモデルとなっている人物は実在した可能性が高い。

 

映画「余命10年」はどこまでが実話の話し?

映画「余命10年」は、小坂流加さんの小説「余命10年」を原作とした作品です。

原作者の小坂流加さんは、実際に原発性肺高血圧症(PPH)といった難病にかかっていました。

※2009年からは、肺動脈性肺高血圧症(PAH)に病名が変更されました。

この病気は、心臓から肺に血液を送るには肺動脈が機能し血液が正常に送られますが、この肺動脈の血液が上昇すると心臓に大きな負担がかかり、息苦しさや体を動かすと息切れを起こし最終的には心不全などを引き起こし死亡する大病です。

この病の発症確率は、100万人に2~15人発症率と言われています。

症状が出た頃には、病気が進行しており発見されてから亡くなるまでの期間が長くはないといったケースも少なくありません。

現在では治療法も増えてきましたが、完治を希望する患者への満足いく治療法はまだ見つかっていないようです。

映画「余命10年」でも主人公の茉莉は同じ病気にかかり闘病生活をしています。

小説では、原作者と同じ病気にかかっている主人公が病気の進行により気持ちの変化が生じますがその表現にリアリティを感じます。

実話なのは、登場人物の病気が原作者と同じであるという点です。

それ以外の仕事や年齢、家族、恋人、友人関係などは小説を書くうえでの脚色が加えられていることが考えられ明確な情報も明らかにされていません。

しかし「余命10年」は実話と言われる声が多いのも事実です。

これはおそらく、原作者が主人公と同じ病で亡くなられているからだと考えられています。

 

映画「余命10年」のまとめ

今回は「余命10年のかずくんは実在したの?映画はどこまでが実話の話し?」についてお伝えしていきました。

映画「余命10年」と小説「余命10年」では登場人物のかずくんの設定も違います。

しかし、かずくんが実在していたかについては情報が少なく断定できませんでしたが原作者の中ではかずくんのモデルとなる人物がいた可能性も考えられるであるという結論です。

また、映画はどこまでが実話の話なのかについては、小説が原作であるため小説がどこまで実話を取り入れているのかといった点が重要となります。

小説や映画で唯一実話であると言われているのは、原作者が患っていた病気と作品の主人公の病気が一致する点です。

それ以外の情報は、あくまでも小説や映画といった作品に脚色が加えられているものです。

今まで「余命10年」を見たことがない方には、ぜひ一度見ていただきたい作品です。

 

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