2023年10月に日曜劇場で放送される下剋上球児 は今まさに注目が集まっているドラマです。
このドラマのストーリーは、高校野球を通して、夢・友情・地域・家族が抱える問題や愛などが描かれます。
今注目が集まり期待度も高いドラマですが、
- このドラマは実在する人物などがいる実話なの?史実なの?
- ドラマの設定が加えられているの?
- 設定がある場合、どんな違いがあるの?
など、気になりませんか?
今回はドラマに登場する高校や人物は実在する実話で原作があるのか、歴史上の事実に基づく史実なのか、原作がある場合その違いやドラマではどういう設定で作られているのかを徹底解説いたします。
ぜひ、最後までお読みください。
目次
下剋上球児は実話&実在した物語なの?
⚾️本日解禁⚾️
10月スタート!
#日曜劇場『#下剋上球児』
主演 #鈴木亮平 ✨✨本日夏の甲子園がいよいよ開幕!📣
…と共に!もう一つの甲子園を目指す物語も解禁しました✨
先生と落ちこぼれ球児たちが一緒に下剋上?!⚡鈴木亮平さんのコメントはこちらから✨☟ https://t.co/IpWMjtuCIg pic.twitter.com/GRCrZUN9Yl
— TBS日曜劇場「下剋上球児」【公式】10月スタート! (@gekokujo_kyuji) August 5, 2023
主演は、役作りに定評のある鈴木亮平さんです。
ドラマの放送が決定したことで、たくさんの人が期待感を高めているのではないかと思います。
この作品は、実力派の2人新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が関わり、「夜行観覧車」「Nのために」などの脚本を手がけた、奥寺佐渡子が脚本を手がけました。
3人の手による作品は、「最愛」をはじめ、これまでにも多くの賞を受賞していることからも信頼度は高くより期待が集まります。
ストーリーのリアリティさを映像を通して視聴者に伝える力が強く、その世界観に引き込まれる視聴者は少なくはありません。
今回の「下剋上球児」もドリームエンターテインメントを描くドラマとして3人の手によりどんな作品が完成するかさらに楽しみですね。
原案は、「下剋上球児」(カンゼン/菊池高弘著)でこの小説からインスピレーションを受けたオリジナル作品で、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションとのことです。
三重県立越山高校の南雲脩司先生はフィクション!
ドラマ「下剋上球児」は小説「下剋上球児」(カンゼン/菊池高弘著)からインスピレーションを受け、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションということでした。
ドラマのあらすじとして公開されている情報にある三重県立越山高校の南雲脩司先生も実在はせず、フィクションの人物で三重県立越山高校は正確には実在しない高校ということになります。
しかし、ドラマ「下剋上球児」のモデルとなった高校は実在するようで甲子園に三重代表として出場した「三重県立白山高校」です。
さらに、ドラマ「下剋上球児」の南雲脩司先生のモデルとなった人物も存在し、同じく「三重県立白山高校」の野球部で監督として就任していた「東拓司監督」です。
そんな東拓司監督は、三重県松阪市曽原町出身の三重県立久居高校卒業で大学は大阪体育大学卒業で上原浩治投手(前巨人)の2学年後輩です。
大阪体育大学を卒業後、東拓司監督は県の教員採用試験に合格するまでに6年かけ教師となります。
ドラマ「下剋上球児」の南雲脩司先生は、野球一筋で大学時代を過ごし怪我を機に引退、大学卒業後はスポーツトレーナーの職に就きましたが、教師になる夢を諦めきれず32歳で大学へ再入学し教師となります。
教師になるまでの道が決して平坦な道ではなかった部分は、ストーリーを展開するなかで重要となる部分なのかもしれません。
下剋上球児の史実や設定の違いはあるの?
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ドラマ「下剋上球児」の原案となる小説「下剋上球児」の舞台ともなる高校「三重県立白山高校」ですが、実際に2018年三重代表として甲子園出場を果たしています。
その高校が、10年連続県大会初戦敗退の弱小の高校で「リアルルーキーズ」と呼ばれていたこともありました。
原案となる小説「下剋上球児」はノンフィクションですので、史実をもとに書かれたものです。
この小説からインスピレーションを受けオリジナル脚本でドラマ化されているので、正確にはドラマは史実に基づいてはいません。
時代設定は現代!
ドラマ「下剋上球児」の時代設定は現代です。
少子化と言われる現代で、なぜ教育ドラマを放送するのでしょうか。
それは、ドラマの時代設定を現代にすることで社会で議論される問題や、家庭で起こりうる問題、友人同士の問題などとドラマを糸口に向き合いに語り合うきっかけに繋がるようなドラマを作りたい視聴者に届けたいという想いが制作者たちはあるからです。
ドラマ「下剋上球児」も高校野球を通して、夢・友情・地域・家族が抱える問題や愛などが描かれているので、このドラマを観ることにより前向きに人生を歩んで夢を持ち逆境にも打ち勝てるような強い想いを抱く人たちが増えればより素敵な社会に繋がるように思います。
ストーリーと史実の違いは?
まず、ストーリーとは、物語・話や映画、小説などの筋書きを意味します。
そして、史実とは、歴史上の事実に基づくこと「歴史上の事実に基づく出来事」を意味します。
今回のドラマ「下剋上球児」は、小説からインスピレーションを受けオリジナル脚本でドラマ化されているため原案である小説は史実ですが、ドラマのストーリーは原案と違いがあるようです。
そのひとつが、南雲脩司先生のキャラクター設定は、プロデューサーの新井順子さんが「南雲先生はこんな先生がいたらいいな!というキャラクターにした」と語っていることから、モデルとなった東監督と南雲脩司先生の人柄などは異なるようにドラマ的設定を加え制作されているということですね。
下剋上球児の実話についてまとめ
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いかがだったでしょうか。
毎年夏になると、甲子園で活躍する球児たちの汗と涙に感動をもらい、球児たちの夢を持つ想いに勇気をもらい熱い夏にしてもらっています。
今回のドラマ「下剋上球児」は、小説「下剋上球児」が原案となるオリジナルストーリーで正確には実話ではなく、実在した人物もいなく史実に基づく話ではないです。
小説「下剋上球児」では、実際に夏の甲子園に出場した経験がある高校を舞台にノンフィクションで球児たちの姿が描かれており、原案である小説「下剋上球児」は、実在した人物を元にした実話で、歴史上に事実として起きた出来事(史実)も含まれるノンフィクション小説です。
オリジナルストーリーとしてドラマは制作され、ドラマ独自の設定が加えられているので、原案であある小説「下剋上球児」をドラマ視聴前に読むことによりドラマと小説の違いもわかり、新しい視点でより楽しく視聴することができるのではないでしょうか。
さらに、ドラマ独自の設定が加えられていることがわかっていれば、ドラマも小説もどちらも楽しめ、きっと「下剋上球児」ファンになること間違いなしですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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